2024年度神奈川県公立高校5教科の感想


上記の画像にもある通り、受検生のみなさん、本当にお疲れ様でした。


いや、受験って本当に大変なんですよね。でもね、だからこそ、そこで得られた経験っていうのは良いも悪いもこれから先の人生で必ず役に立つから。そこだけは安心していいですよ。


さて、今回の記事では5教科の感想を述べていきたいと思います。動画にもしました。動画派の方は是非こちらでご確認ください。


5教科総合の感想


これはズバリ、難化でしょう。合格者平均点もボーダーも下がるんじゃないかと踏んでいます。


個々の科目については後ほど説明しますが、まぁこれは例年通りなんですけど、文字の圧力がすごい。受験生の皆さんはもう慣れましたか?


文字が多いということは処理に時間がかかるということです。加えて今年は今までと一風変わった問題も出ました。それで処理能力がバグるんですね。「後から見たらできたけど、当日のその緊張感の中だとできなかった」なんて問題が多発したんじゃないでしょうか。


英語が難しくなったことも全体的な難化に影響していると思います。一発勝負って感情も大事です。初っ端の英語で焦りや動揺を感じてしまった子にとっては、国語や数学も超難問に見えたのではないでしょうか。


総じて、神奈川県の公立高校入試が基礎学力共通テストの方向を向いているという話題が多く出ていました。「より実践的な学力をつける」みたいなことですね。図表の読み取りや、知識だけではなく思考も必要な問題など、随所にその傾向は感じられました。


それもこれも含めての難化。このブログでも度々「予期せぬことは起こる」とお伝えしてきましたが、予期せぬことが起こった時に「お、やっぱりな」と笑えたでしょうか。当日この問題と対面した各々の心中は計り知れませんが、とりあえず、とにかく、お疲れ様でした。



英語


リスニングが早かったと塾生から聞きました。みなさん相当焦ったでしょう。長文も面倒臭い感たっぷり、問2とか問3とかも別にいらないカンマとか増やして、ちょっぴり意地悪い感じでしたね。ちょっぴりですよ。


個人的にはイラストもツボでした。パンダ…。


そんな感想はどうでもいいですね。前述もした通り、英語は堂々の難化だと思います。「こうしたら読みづらくなるだろ」「こうしたらわかりづらいだろ」という感が随所から感じられました。その中で正しい知識を使って読解処理をしていく力が今の「英語」に求められる力なんですね。


これから受験のみんなは、単語文法はきちんと頭の中に入れつつ、長文読解や教科書の本文訳・その訳を見ながら英語訳にするなど、実践的な練習を多く積んでいきましょう。



国語


漢字はなんだか楽になった印象。小説文は良い話。泣かせにきている。説明文も以前のものに比べると読みやすくなった感じでした。


ただ、古文ですよ。もうよくわかんないですよね。白河法王の人心掌握術のお話なんですが、ここで苦戦した子が多かったんじゃないかと思います。こういう古文を出すなら、今までのなんちゃって古文じゃなく、もっと本格的な古文の練習をさせるべきだと思いました。「古文の解答選択肢番号は被らない」という謎のルールは健在でしたね。早くやめてくれないかしら。


最後は新傾向問題がドカンと居座ります。ここで苦戦したという方は難易度の高さというより面食らった感じでしょうか。特色検査対策していた子はスムーズにいけたかな。


文字数には慣れてきましたが、解せないのは古文。読みやすくなったところと読みにくくなったところで相殺されるか、平均点下がるか、どうなるでしょう。



数学


そんなに大きな変化というわけではなかったですが、ちょこちょこ変わってました。詳しくは以下の記事をご覧ください。


一問ごとの難易度はむしろ低くなったように感じますが、どうだろう、この時間との勝負を乗り越えられた子がどれだけいるのか。ちょっと読めないですが、平均点は例年通りと申し上げておきましょう。多分ね。



理科


問1の(ア)から「どゆこと?」となりかけましたが、どの問題も丁寧に読めば「ああ、こういうことを訊きたいのね」と掴める問題でした。ただ知識を問うのではなくて、どんな知識を使うのかまで考えさせる問題なわけですね。個人的には好きです。時間制限邪魔ですけど。


よく「本質理解」という言葉を生徒たちにも伝えますが、大前提そこが理解できているかどうかがまず大事。圧力と浮力の違いとか、光の進み方とか、植物や動物の身体の仕組みとか。


そして、次に文や図表の圧力に屈しないことが大事ですね。一問一答だとみんな解けちゃうからわざと質問を分かりづらくして問うているわけです。コミュニケーションだったら嫌われるやつです。テストだから許してあげてください。


問題自体は好きなんですが、そもそも問題がなんなのか把握できない子もいたと思います。だから、ちょっぴり難化予想。



社会


ここまでやってきて最後にこの社会っていうのもエグいですよね。ちょっと調子に乗って使ってみましたがエグイの意味よくわかっていないです。


ここでも溢れそうな文字と図表。随所に出てくる野球の文字。野球好きの方が作ったのでしょうか。アルファベット組織名も例年より多かった気がします。


ここでも湾曲的な言い回しが多くて、知識だけでなく読解力が試されます。いやらしい。だけど、総じてこういう方向に向かっているんだというのは感じられましたね。社会は最近平均点高めだったのでちょっと下がるかな。



まとめ


どうでしょう、ざっと見てきました。


まだ一周二周しかしていないので、これからより具体的に分析をしていく予定です。また記事にもしますね。


これからSTEPさんの平均も出ますが、下記の動画で注意点にも触れています。よかったら参考にしてみてください。


改めて、みなさん本当にお疲れ様でした。各々が後から振り返ったら「やっぱりこれでよかったじゃん!」と思える素敵な進路に巡り会えますように。


本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。

一つのゴールは一つのスタート。

「第二の家」からの情報共有の情報共有の場を創りました。受験や学校、ブログや本の情報を日々日々お伝えしています。LINEさえあれば無料&匿名で参加できますのでよかったらご登録をお願い致します↓

「第二の家」ブログ|藤沢市の個別指導塾のお話

塾という場所が好きです。生徒の成長する姿を見るのが好きです。生徒や保護者と未来の話をするのが好きです。合格や目標を達成して一緒に喜ぶのが好きです。講師と語り合うのが好きです。教材とにらめっこするのも好きです。新しい人と出会うのも好きです。藤沢の街が好きです。ブログも、好きです。

勉強犬

「第二の家」学習アドバイザー。
世界中に「第二の家」=「子どもたちの居場所であり未来を生きる力を育てる場所」を作ろうと画策中。元広告営業犬。学生時代は個別指導塾の講師。大手個別指導塾の教室長(神奈川No,1の教室に!)・エリアマネージャーを経て、2015年ネット上で「第二の家」HOME個別指導塾を開設。2019年藤沢にHOME個別指導塾リアル教室を開校。